土曜日

2015年1月18日 津田大介さんと語る“子どもの未来~福島支援から~


講演会&ふくしまっ子リフレッシュin世田谷2014年冬報告会
津田大介さんと語る“子どもの未来~福島支援から~ 
1月18日 梅ヶ丘パークホールにて 参加者120名


今回は福島の復興支援に自ら取り組む津田大介さんをお迎えし、リフレッシュや遊びの支援に取り組むパネラーと語っていただきました。

津田さんの講演では、多くの人に現状を知ってもらう大切さや方法、「共感」というキーワードについてお話していただきました。トークセッションのパネラーは、元福島県伊達市小学校長先生の宍戸仙助さん、「福島の子どもたちとともに」川崎市民の会代表の高橋真知子さん、NPO移動保育プロジェクトの上國料竜太さん。川崎でリフレッシュをおこなっている高橋さんは、福島のお母さんたちは子どもの健康被害を周りに話すことができない孤立感を年ごとに深めているのではと危惧し、お母さん同士のネットワークをつくっていかなければ、とお話されました。上國料さんは、外遊びができなかった子どもたちに自然体験や地域との交流体験を通して大きな成長の機会をあたえたい、と活動しています。現地での声やニーズの変化を伝えてくださりました。移動教室(学校や学年全員で放射能の影響を気にせず学習活動ができる保養)をおこなってきた宍戸先生は、無用な被爆をさせたくない、子どもたちには夢と希望を持ち、輝く瞳でいてほしい、そう語っていただきました。それは福島県だけでなく、全国の子どもたちにいえることだと。

お互いに共感したり意見したりしながら多様な生き方を認めあい、そして子どもたちへ丁寧に未来をつないでいく。あらためて考えることができた一日になりました。


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