火曜日

2014年3月1日(土)吉野裕之さん講演会と冬の報告会 子どもたちへ「安全」な環境を

吉野裕之さん講演会と冬の報告会  子どもたちへ「安全」な環境を
2014年3月1日(土)世田谷区産業プラザにおいて、前年冬の報告会と吉野裕之氏による講演会を行った。

参加者は48名、子連れママ、年配の男女等など年齢層の幅広い構成だった。吉野氏は福島在住で、子どもたちを放射能から守るための支援、保養プログラム、移動教室の拡充に向けた活動をしている。『福島の子どもたちは今―健やかな子どもの育ちのために』と題した講演において、福島の子どもたちの置かれている現状を熱心に語った。

 低線量被ばくによる健康に及ぼす影響は、まだわからないが、だからこそ無視することはできないだろう。市町村の行政レベルのほか、NPO、あるいは任意グループによって、定期的にあらゆる場所で、子どもの身長に合わせて放射能を測定すること、除染すること、健康管理調査を実施する。

そういうことが日常のものとして行われることが望まれる。そして、年間1ミリシーベルト以下の基準を守るべきだ。子どもたちは安全な場所で教育を受ける権利がある。その環境づくりのために可能なシステムを形成することが求められている。それは電力を享受してきた東京住民との協働作業によっても成り立つものだろう。

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